デイトレFXはテクニカル分析で稼ぐ

「勤勉で努力する者に稼いでもらいたい」 FXで勝つためのテクニカル分析を説明します

覚えるべき重要な経済指標

FXのデイトレは主にテクニカル分析を行いながらトレードをしていきますが、テクニカル分析が役に立たない場面が出てきます。そう、経済指標の発表時です。

今回は経済指標の中でも特に重要な指標を解説していきます。発表の際はテクニカル分析は役に立たないためトレードを見送ることも必要。早速ですが紹介していきますね。

 

・米雇用統計

1ヶ月の中で最も大切な指標と言えるでしょう。アメリカの雇用統計は毎月第一金曜日に発表されます。やはり世界経済の中心はアメリカなので、その雇用状況は大きなインパクトを与えます。

その理由としてFRB(米連邦準備制度理事会)はアメリカの雇用最大化と物価の安定を見て金利政策を決めるからです。(ちねみにECBは物価のみ注目)

結論、雇用統計の善し悪しによって利上げや利下げを決めるため、大切な指標と言うことができます。

具体的に雇用統計は10数項目の発表がありますが、大切なのは「失業率」「非農業部門雇用者数」の2つとなります。

まずは失業率から。計算式は 失業者÷労働力人口×100

で表され、数値が低いほど経済が好調、高いと不景気と判断できます。

直近2019年2月のアメリカ失業率は3.8%であり、ほぼ完全雇用に近い状態。アメリカ経済の好調さが出ている数字になっています。ちなみにリーマンショックの翌年である2009年10月の失業率は10.1%を記録しており、明らかに景気と失業率が連動していることがわかります。

続いて非農業部門雇用者数について。読んで字のごとくサラリーマンや政府機関従事者(公務員など)の農業以外の雇用者数の増減を示しています。

農業を除外する理由としては、農業は季節要因が大きく収穫時期は雇用者数が増えますが閑散期は雇用が減るため、景気の善し悪しの判断する材料から除外する必要があるからです。

もちろん雇用者数は増えていれば好景気、減っていれば不景気と判断できるでしょう。

これら2つの指標で大切なのは事前予想より良いか悪いかであって、絶対的な数字が良いか悪いかではないことに注意する必要があります。

具体的には失業率4.0%や雇用者数が10万人増えていれば絶対的な指標としては好景気と判断できますが、事前予想が失業率3.8%、雇用者数が15万人増加であれば指標は悪かったと判断され、大きくリスクオフの動きとなります。

このような点に注意しながら雇用統計の発表に臨む必要があるでしょう。

 

FOMC(連邦公開市場委員会)

アメリカの金融政策を決定する会合のこと。日本では日銀金融政策決定会合にあたるものであり、この会合でアメリカの政策金利の決定がなされます。いわゆる政策金利(短期金利)を「利上げ」「据え置き」「利下げ」するタイミングになります。

一般的には景気が良くなる局面では「利上げ」をして金融引き締め(市場から資金を回収)していき、景気が悪くなる局面では「利下げ」(市場に資金を供給する)する形となります。

こちらも事前予想がなされているので、それに比べてどのような発表であったかが重要です。例えば同じ金利の「据え置き」が発表された場合でも、事前予想が「利上げ」であれば株式市場にとって好意的に取られることになりますし、事前予想が「利下げ」であった場合は悲観的に取られてしまうでしょう。

このFOMCの最後にはFRB議長の今後の金利政策の見通しの発表もあり、こちらも合わせてマーケットに与える影響は大きなものになります。

直近2019年3月のFOMCでは事前予想通りの金利「据え置き」であったものの、年内の金利政策が事前予想が2回の利上げから、年内利上げなしという発表がなされたことで、米ドルが1円ほど円高ドル安に進んだことは記憶に新しいところ。FOMCの重要さを知ることが出来る局面でした。

 

消費者物価指数(CPI)

毎月15日前後に発表されるインフレの最重要指標です。先にも述べたとおりアメリカの金利政策の判断材料は雇用と物価の2つであるため、後者の物価のインフレはこの指標で判断されることになります。

リーマンショック後のアメリカは年2%ほどの物価上昇を好んでおり、この年2%を達成するために金利政策を行っているといっても過言ではありません。(もちろん雇用も見ていますよ)

こちらも事前に予想値がでているため、事前にマーケットが予想値を折込みます。先の雇用統計と同様に事前予想より良いか悪いかでマーケットが動きますので、例え前年比2.5%の物価上昇という結果が出たとしても、事前予想が2.8%であれば指標は悪かったと判断され、株式市場はリスクオフの動きとなるでしょう。

 

・アメリカGDP成長率

アメリカの国内総生産が前年に比べてどれだけ成長したかが発表される指標です。国内総生産とは国内で生産された商品やサービスなどの付加価値の合計を意味します。

前年比3%ほどの成長をアメリカは目指していますので、その数値に近ければ良い結果であると言えるでしょう。

発表時期は四半期に1回であり、具体的には1月・4月・7月・10月の21:30に発表されます。(冬時間は22:30に発表)

これも前述の指標と同じように事前の予想があるため、その予想に比べて良かったか悪かったかによってマーケットを動かす要因となります。

 

以上、4つの重要指標の解説をしました。いずれもアメリカの指標という共通点がありますが、世界経済の中心はやはりアメリカであることを考えると致し方ないところ。今後は中国経済が世界経済に与える影響が大きくなっていくため、中国経済指標も注目していく必要が出てくるでしょう。

これらの経済指標の発表があるときは、デイトレは様子見することも一考する必要がありますね。

FXのデイトレはコストが安い

皆さんは資産形成をする際に、どのような手段を思い浮かべるでしょうか。

巷では株式、投資信託、外貨預金、個人年金、終身保険など様々な運用商品があります。多くの商品の中でFXをデイトレで稼ぐ理由にはこれらの商品よりコストが安い点があります。今回は具体的に運用商品によるコストについてお話していきましょう。

 

 

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【株式のコスト】

買付けと売却の際の合わせて2回のコスト(手数料)がかかります。証券会社の対面で購入した場合、約定金額にもよりますが片道0.1%~1.5%ほどの手数料がかかります。これが外国株式だと2%以上取られることもありますね。あくまで「片道」なので、再度売却する際には同じ金額のコストがかかります。

ただ、保有期間中のコストはかからないため、その他の商品に比べて相対的には安いと言えます。

現状、若い世代は大多数の方がネット証券を使います。その場合は数百円~数千円で収まることもあり、さらにコストを下げることも可能です。

税制面ではNISAを利用することにより、年間120万円、5年以内の売却といった条件を満たせば運用益が非課税(通常は運用益に対し20.315%)のメリットを享受できます。

 

【投資信託のコスト】

投資信託にはアクティブファンドインデックスファンドがあります。(説明は割愛)

アクティブファンドの購入手数料は1%~3%が主流であり、さらに保有期間中も年間1%~2%の信託報酬が間接的に徴収されます。中には解約時にも手数料を取られるファンドもあり(信託財産留保額)、決してコストが安いとは言えません。

仮にコストが高い投資信託を5年間保有した場合、購入時に3%、保有中に2%取られるため

3%(購入時)+2%(保有期間)×5年間=13%

資産から控除されることになり、大きくパフォーマンスを低下させる要因となります。

インデックスファンドであれば購入時手数料は0%~1%、保有期間中の信託報酬は年間0.2%~1.0%と割安になるものの、相応のコストがかかることは否めません。

少ない金額で分散投資、個人では購入できない(しづらい)商品を少額から投資できるというメリットはあるものの、コストの大きさを賄えるようなメリットにはなりえませんね。

税制面では多少の優遇はあります。株式と同じくNISA(ニーサ)を利用すれば1年間で120万円までの投資金額に対する利益が非課税になります。5年以内に売却といったルールも株式と同様。

2018年1月より開始した「つみたてNISA」であれば年間40万円までの投資信託の積立に対しても最大20年間の積立金額に対して非課税になりますが、まだまだ認知度は低いようです。

さらに確定拠出年金(個人型はIDECO/イデコとも言います)であれば投資金額に対して所得控除、利益に対しても非課税という特典がありますが、原則60歳までは引き出しできないなど流動性に大きな問題があり、若い世代には資金の固定化の観点から人気はありません。また認知度もありません(笑)

 

【外貨預金のコスト】

購入時の為替手数料と、利息のぼったくり(笑)があります。為替手数料は近年安くなってきたものの、銀行の店頭で購入した場合は

1米ドル1円(約0.9%/1米ドル110円換算した場合)

1豪ドル2.5円(約3.1%/1豪ドル80円換算した場合)

とかなりの割高。

これは片道なので、円に戻すときにはもう一度為替手数料は取られてしまいます。

ネットで購入すれば割引があるものの決して無視できる手数料ではありません。

これに加えて利息のぼったくりもあります。2019年3月20日時点でのアメリカ政策金利は2.25%~2.50%に対し、某都市銀行の米ドル外貨普通預金の金利は0.2%。約2%も抜いています。

外貨定期預金にすれば多少の金利UPがあるものの、1年間の外貨定期預金でも1%に届かず、いかにぼったくりの金利を提示しているかがわかるでしょう。

以上のことから外貨預金のコストは決して安くはありません。

 

【個人年金保険・終身保険】極大

さあ、最悪のコストパフォーマンスである保険商品の出番です(笑)

生命保険商品は購入時の手数料、保有期間の手数料、解約時の手数料、外貨建ての場合には為替手数料など多くの手数料が発生します。

保障目的で生命保険に加入する場合はコストとして割り切ることもできますが、資産運用目的で生命保険を加入するのであれば、決して無視できない手数料となります。

資産運用目的の生命保険には円建てor外貨建て、そして定額or変額という選択肢があります。

最もコストが高い商品は外貨建て変額の保険(個人年金)であり、保険会社にもよりますが、購入時の手数料は3~5%、保有期間中のコストは年2~3%、早期解約時の手数料は1~10%と大きく控除されます。

基本的に生命保険は5~10年以上保有する目的で契約することを前提とした商品であるため、外貨建て変額保険商品を10年保有した場合のコストは

5%(購入時)+3%(保有期間)×10年=35%

約3分の1が手数料で消えてしまい、保険会社や販売代理店(銀行、証券会社など)を儲けさせるだけで終わってしまう可能性もあります。

10年間で1.5倍ぐらいのパフォーマンスを上げなければ個人の契約者に利益をもたらすことはありません。

確かに死亡時や運用失敗時の原資(元本)保証を付けるためには相応のコストがかかると思いますが、運用の知識があれば自分でインデックスファンドやETFを組み合わせてポートフォリオを組むことによって、劇的にコストを減らすことができます。

つまり生命保険商品で資産運用する方は、今まで投資や投機について何も学んでおらず、運用を他人任せにする方ということができるでしょう。

このブログを見ている皆さんは、今の時点でこのような投資・投機に向き合っている(向き合おうとしている)方なので、このような商品に手を出すことはないでしょうが、多くの60歳以降の退職者はこのような高コスト商品を購入することで老後資金を準備している事実は、如何なものかと思ってしまいます。

 

【FXのコスト】極小

最後にFXのコスト。皆さんご存知のとおりFXのコストは売り買いのスプレッドおよびスワップ金利の2つです。

スプレッドに関してはFX業者にもよりますが安いところで

米ドルであれば0.3銭、割合で言えば1ドル110円の場合で0.0027%、しかも往復のコストです。ほぼ取引の手数料はかからないと見て良い水準ですね。

スワップ金利はコストとして支払うこともあれば、通貨やロング・ショートのポジションによっては受け取ることも出来ます。よってニュートラルの考え方でいけばコストとして考えなくても良いでしょう。

しかもデイトレであればオーバーナイトしても1日なのでその影響は軽微。実質スワップ金利をコストとして考える必要はありません。

よってFXデイトレはコストなく投機(投資じゃないよ)できる手段として最高のものになります。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

コストを考慮した場合、明らかにFXでの資産運用が有利であることがお分かりになったと思います。

勤勉な皆さんはコストを意識した資産運用を行い、経済的自由を得る手段の一つとしてFXデイトレを利用していきましょう。今後もそのような皆さんの助けになるようなブログを作り上げていきますので、引き続きのご愛好よろしくお願いします!

 

 

FXデイトレと落合語録 ②

今回もテクニカル分析を離れ、FXのデイトレードをやる際の心構えについて記したいと思う。第二弾として、プロ精神を持った元プロ野球選手・監督である落合博満氏の言葉の中からトレードに対する心構えに通じるものを紹介していきたいと思います。

どの世界でもお金を稼ぐ「プロフェッショナル」は信念があるもの。それを読み解くことによって皆さんのトレードの一助になると思います。

では早速紹介していきますよ。

 

matome.naver.jp

 

◆人間がやること。何でスーパーマンみたいなことを期待するかなあ

我々は人工知能(AI)でなく人間です。AIでも勝率100%のトレードはできません。まして人間の裁量でトレードで行うのであれば全てのトレードで勝ち続けることは不可能でしょう。

一つ一つのトレードでは負けることがあっても、トータルの損益で勝つことができれば良いのです。

100%の勝率を目指す(聖杯探しをする)ことで損切りができなくなり、本来切るべきタイミングで損切りできず致命傷を負ってしまうトレーダーは腐るほどいます。

意に反して逆方向に相場が動いてしまった場合は負けを受け入れ、トータルリターンで勝てるように「優位性のあるポイント」で売買を行い、リミット・ストップを必ず入れるようにしましょう。

 

◆いいバッターでも3割しか成功しないんだから。その辺を考えてくれればな。

野球選手は3割打てば優れた打者です。優れた打者でも打席に入ったら10回中7回は失敗します。

トレーダーも同じくどんなに優秀でも勝率9割超えることはありえません。(リミット・ストップを同幅で入れた場合)

むしろ6~7割の勝率で勝ち続けることが出来れば優秀なトレーダーでしょう。

デイトレでは1回1回のトレードで半分近く負けてしまうため、トレード回数を積み重ねることによって利益を出していきます。ということは、いかに上手く負けるかがポイントになりますね。

それを考慮しながらトレードに取り組むことによって、勝つときも負ける時も冷静に対処することができるようになるでしょう。デイトレで負けるのは日常なのです。

 

◆大記録達成した事が凄い事ではない。必ず1本目がある。それが凄い事なんだ。本人にとってどれだけ貴重な事か。一つ一つの積み重ねがどれだけ大きくなっていくかは、日頃の精進で道が開けるかどうか。1本目、1勝目があるから次がある。それがなければ、次もない

トレードで累計利益が1,000万円を超えました!っていう大記録も、最初に1万円程度のの利益があるはずです。いきなり100万円、1,000万円の利益を得ることはまず不可能でしょう。

細かい利益の積み重ね、優位性のあるポイントでINすることによる利益の積み重ねが大記録につながっていくものと思います。

仮に短期間で高レバレッジで博打をうって1,000万円利益を出す方がいたら、同時に短期間で1,000万円を失うリスクをとっていることになります。

それに対して、何度もトレードを繰り返し利益を重ねて1,000万円の利益を出した方は、それまでの過程が血となり肉となっています。

例えば1万回トレードを行い5,500勝4,500敗(1回1万円の損益で決済/勝率55%)であれば、同じ1,000万円の利益が出ますが、今後一定期間でマイナスになる可能性は限りなく少ないでしょう。それまでの過程で勝ち方を覚えたから。

つまりデイトレは1つ1つのトレードの積み重ねで利益を出していくことが大切であり、その最初の1勝がなければ2勝目、3勝目はないと言えます。まさにデイトレに通じる言葉となりますね。

 

◆いつもいつも言うけど、結果論であーだこーだ言われたら何もできなくなる。最善の手を打って駄目なら仕方ない。選手は一生懸命やってるんだから。結果論では野球ができない

そう、デイトレは結果論で語ってはいけません。利益または損失に至ったプロセスをしっかり検証してみてください。

例えばルールを無視してストップを入れなかった、結果損切りのラインまで下がったけどそこから反転して利益を上げることがあった。という経験をした方は案外多いかもしれません。

確かに利益を上げることは出来ましたが、トレーダーとしては失格です。このようなことを繰り返した場合、いつかドカンと負けてしまうことがあり、再起不能の致命傷を負うことが出てきます。必ずね。(経験あり)

最善の手を打って(優位性のあるポイントでIN)負けたら仕方ありません。負けを認めて次のトレードに臨むだけ。このようなマインドを持つことがFXデイトレーダには必要になります。結果論で語ることがないようにしてください。

 

◆この子らには基本の反復練習でいいんだ。基本がないのに応用はできない。そうだろ?なんで自分が打てないのか、できないのかを分かってくれればいいんだ

デイトレードには難しい技術はそんなに必要ありません。いろんなテクニカル指標を使うより、基本的なチャートの見方やテクニカル指標の使い方がわかれば十分です。

具体的には移動平均線ボリンジャーバンド平均足、そしてサポートラインレジスタンスラインの見方・引き方などを、このブログでは重要視しています。

これら以外の指標は使わなくても十分勝率60%を超えることができます。

難しいテクニカル指標に手を出す余裕があれば、前述の基本的なテクニカル分析を繰り返し学ぶことのほうが大切なんですよ、実際。

 

以上、今回は5つの語録の紹介をさせていただきました。皆さんのトレードに活かせる言葉はあったでしょうか。

言葉は大切です。あのマザー・テレサも言っています。

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

 

つまり言葉に気をつけたら、あなたはデイトレで稼ぐことができる運命なのです(笑)

レンジ相場とトレンド相場

皆さんはデイトレの注文を出す際に、レンジ相場トレンド相場か判断して注文を入れていますか。

現状がレンジ相場かトレンド相場か把握した上で注文を出すことは、デイトレの勝率を上げる上で重要になってきます。今回はレンジ相場とトレンド相場の見極めや特徴について解説していきましょう。

 

まずはレンジ相場とトレンド相場の定義です。

レンジ相場下値の下限であるサポートライン、上値の上限であるレジスタンスラインの間を行ったり来たりしている相場です。

移動平均線はあまり役に立たず、サポート・レジスタンスラインを意識してトレードする必要が出てきますね。

対してトレンド相場には上昇トレンドと下落トレンドがあり、移動平均線でサポートやレジスタンスが入りながら上がり・下がりを繰り返していく相場です。

実は相場はこの2つのレンジ相場とトレンド相場しか存在しないため、どちらの相場に属しているかによって戦略が変わってくることを理解する必要があります。

 

では具体的にレンジ相場のチャートを見ていきましょう。

 (EUR/JPY 60分足 ローソク足は平均足使用 移動平均線/赤/21 ボリンジャーバンド/緑/21)

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1.1330をサポートライン、1.1365をレジスタンスラインとしたレンジ相場です。

黄色い丸で示される通り、これらのラインで反発・反落を繰り返している相場であり、サポートライン付近でロング、レジスタンスライン付近でショートを繰り返すことによって利益を上げることができる可能性が高い相場です。

サポート・レジスタンスラインと同様に、黄緑色のボリンジャーバンドの下限・上限でも反発・反落の契機となっており、こちらも売買の目安になります。

一方赤色で示された移動平均線は意味をなしていないため、レンジ相場における移動平均線の有効性を認めることは出来ません。

結論、レンジ相場では移動平均線でなくボリンジャーバンドを売買の目安にすることで「優位性のあるポイント」でのトレードが可能になります。

チャートの右側で1.1365のレジスタンスラインを明確に上抜いてきた時点で、レンジ相場からトレンド相場もしくは一段階上のレンジ相場に移行するため、美味しいレンジ相場が終焉を迎えます。

移動平均線が横ばいになっている状態≒レンジ相場の目安となるため、移動平均線に「傾き」が出てきたら次の相場に転換する心構えが必要ですね。

ちなみに次の相場では、今までレジスタンスラインであった1.1365がサポートラインに切り替わる可能性が高いため、そのラインを意識した注文を出すことでさらに勝率を上げることができるでしょう。

 

続いてトレンド相場のチャートを見てみます。

(EUR/JPY 60分足 ローソク足は平均足使用 移動平均線/赤/21 ボリンジャーバンド/緑/21)

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1.1450から1.1350までの下落トレンドを描いているチャートです。

移動平均線は右下下がりを継続しており、上値を抑えられてはボリンジャーバンドの下限まで下げ、反発しても再度移動平均線で頭を抑えられることを繰り返しています。

下落トレンドでのトレードの原則は移動平均線付近でショート、ボリンジャーバンドの下限で反発した後に改めて移動平均線付近でショートを繰り返すことによって利益を得ることができるでしょう。

間違ってもボリンジャーバンドの下限付近で反発を見越したロングの注文を出さないでください。

下落トレンド中は「オーバーシュート」「セリングクライマックス」が発生する可能性があり、その場合は大きな下落によって莫大な損失を出す可能性があります。

あくまで下落トレンドは流れに逆らわず移動平均線付近でショートで攻めていきましょう。

チャートの右側で1.1325付近で3回ほど反発が入るとともに、平均足のローソク足が移動平均線を上抜けボリンジャーバンドの上限に達しています。

加えて移動平均線の「傾き」が緩やかになってきました。

このような時はトレンド相場からレンジ相場へ転換する可能性があるため、ショートポジションを手仕舞いし、レンジ相場に移行する準備をしておく必要があります。

 

以上、いかがだったでしょうか。現在のトレードポイントが「レンジ相場」か「トレンド相場」であるかによって、参照にするテクニカル指標や注文の戦略が変わってきます。

逆を言えばどちらの相場に属しているかをいち早く確認することによってトレードの精度を高めることができます。

是非、デイトレを行う際はレンジorトレンドの判断を正確かつ迅速に行い、「優位性のあるポイント」でトレードすることによって勝率を上げていきましょう!

基本的なトレード用語を覚える②

基本的なトレード用語を覚える第2弾として以下に記していきたいと思います。トレードを行う上で大切な用語となりますので、普段から理解して使うようにしてください。

 

①順張り・逆張り(じゅんばり・ぎゃくばり)

デイトレのポジションの取り方として、順張りと逆張りがあります。

順張りはトレンドに沿った注文の仕方であり、上昇トレンドであればロング、下落トレンドであればショートでポジションを取る注文の出し方です。

それに対して逆張りは上昇トレンドの時に「ここまで上げたからそろそろ反落するだろう」と予想してレジスタンスラインや節目の価格帯でショートすること。下落トレンドの時に「ここまで下げたからそろそろ反発するだろう」とサポートラインや心理的節目の価格帯でロングすることを指します。

基本的にデイトレで利益を重ねるためには順張りで注文を出さなければ勝率を上げることはできないため、逆張りを行っている方は一度トレードを見直すことが必要になりそうです。

 

②指値と逆指値(さしねとぎゃくさしね)

注文方法です。具体的にドル円が現在110円のときにどのような注文方法になるか説明していきましょう

【指値】109.50円でロング、110.50円でショート。つまり現在の為替レートより低いレートでロング、高いレートでショートする注文の出し方です。現在のレートより有利な価格で約定しますが、勢いよくトレンドが出ている時には約定しないデメリットがあります。

【逆指値】109.50円以下になったらショート、110.50円以上になったらロングという具合に注文を出す方法です。トレンドが出ている時にはチャンスを逃さず約定しますが、現在のレートより不利な価格で約定するデメリットがあります。大きく相場が動きそうな時は逆指値で対応する必要があるでしょう。

それぞれの注文方法でメリットデメリットあります。結論、レンジ相場を想定して注文出すなら指値。トレンド相場を想定して注文出すなら逆指値になります。しっかり使い分けてチャンスを逃さないようにしましょう!

 

③レバレッジ(レバ)

FXは持っている資金以上の注文を出す・ポジションを持つことが可能です。その倍率がレバレッジ(てこの作用)と言います。

現在、国内のFX業者を利用した場合の最大レバレッジは25倍と定められているため、10万円の証拠金を差し出した場合は最大250万円分のポジションを持つことができます。ドル円であれば1ドル110円の場合、10,000通貨で110万円必要になるため20,000通貨ぐらいしか注文出せないことになります。

リーマンショック前は国内業者でも最大レバレッジ400倍くらいまで認められていましたが(規制なし「投資家保護」や「FX会社のリスク管理」「過当投機の防止」といった観点から段階的に引き下げられることになりました。

2010年の8月からは50倍、2011年8月からは25倍の現行のレバレッジとなりました。「投資家保護」を目的とするのであればまずは「ゼロカット」(追証なし)を優先すべきだと個人的には考えますが。

海外FX業者であれば国内の法律は適用されないため、最大レバレッジに規制はありません。400~500倍は当たり前、中には888倍という業者もあります(笑)

国内業者のレバレッジ規制に愛想を尽かして海外業者に流れていった投機家(投資家ではない)も、そのころから少なからず存在します。まあわたしもその中の1人ですが。

 

④ポジション

先にも何回か出ていますが、注文を出して約定し、決済していない状態のことを「ポジションを持つ」と言います。逆にポジションを保有していない状態の時をノーポジション(ノーポジ)と言います。

デイトレの場合はポジションを持って1日以内に決済するトレードスタイルのことを指します。数秒から数分で決済することをスキャルピング(皮を剥ぐ意味)、数日から1ヶ月以内に決済するスタイルをスイングトレードと言います。

ポジションを持つ時間が多ければ多いほど約定したレートより値動きが大きくなる可能性があるためリスクが大きくなります。自ずとデイトレのトレードスタイルはローリスク・ローリターンとなるでしょう。

であれば何回もエントリー(IN)と決済(OUT)を重ね、トータルで利益を出していく必要がありますね。

 

⑤ロット(lot)

取引通貨量の単位となります。通常、100,000通貨(10万通貨)を1ロットと言います。保有できるポジションのロット数は、

証拠金(入金している金額)×レバレッジ(国内FX業者は最大25倍まで)

となりますので、100万円証拠金を入れた場合の保有できるロット数はドル円で国内FX業者あれば(1ドル110円で)換算した場合

100(万円)×25(最大レバ)=2500万円 約220,000通貨(22万通貨)の2.2ロット

となります。1円動いた場合は22万円の損益です。

ある海外FX業者の最大レバレッジであれば同様に計算すると

100(万円)×888(レバ)=8億8千8百万円 約8,800,000通貨(880万通貨)88ロット

と莫大なポジションを持つことができます。

1円動いたら880万円の損益はゴツイですね。(オススメはしませんよ!)

 

というわけで今回のトレード用語の説明は以上とします。このシリーズはもう少し継続していきますので次回に続きます!

 

第1弾はこちら

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