デイトレFXはテクニカル分析で稼ぐ

「勤勉で努力する者に稼いでもらいたい」 FXで勝つためのテクニカル分析を説明します

移動平均線を活用する

FXのデイトレをやる方のほぼ100%がチャートを使っています。そしてローソク足や平均足(コマ足)を見てロングorショートの判断をしているでしょう。それと合わせて移動平均線も大半の方がチャートに表示している(されている?)と思います。今回は移動平均線の特徴、活用方法について説明していきましょう。

案外、移動平均線をチャート上に表示させているだけで完全に使いこなしている方は少ないのではないでしょうか。わたしも初心者の頃は意識せずにトレードしていましたので(笑) 

逆を言えば移動平均線を使いこなすことによって初心者を脱却し、トレードの勝率を上げることにつながるかもしれませんので、理解している「つもり」の方もご一読いただければと。

まず移動平均線の定義についてですが、簡単に言えば一定期間の価格から平均値を計算し、それらを繋げて折れ線グラフにしたものです。一定期間は自由に決めることができますので、7日間であれば7日間移動平均線、24時間であれば24時間移動平均線と呼びます。

どの期間を選ぶかトレーダーの時間軸や相性にもよりますが、デイトレ専門のわたしの場合は「21」を設定しています。

(チャートのデフォルト設定に慣れてしまっただけですが)

15分足を使うときは過去21本のローソク足の平均値、60分足を使うときも過去21本(21時間分)の平均値をつなぎ合わせたものが移動平均線としてチャートに示されることになります。

トレンドを見極める上で大切なことは、移動平均線が右肩上がりなら上昇トレンド、右下下がりなら下降トレンド、そして横ばいならレンジ相場ということになります。

(当たり前だが重要ですよ)

そのトレンド判断の信頼度は5分足より15分足、15分足より60分足、60分足より日足と、時間を長くとるにつれて高まります。

といってもデイトレの場合は5分足~60分足あたりのチャートを使う方が多いので、日足の移動平均線を使うことは多くないでしょう。

 

では具体的に3パターンの移動平均線とその特徴を見てもらいましょう。

まずは上昇トレンドをご覧下さい。

(EUR/USD 60分足 21移動平均 ローソク足は平均足を使用)

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赤い移動平均線を画面全体でみると、緩やかに右肩上がりになっていますね。これは紛れもない上昇トレンドです。上昇トレンドであれば移動平均線はローソク足の調整に対して「サポートライン」の役割を果たします。

押し目をつけず上がり続ける相場には限界がありますので、どうしても調整する場面が出てきます。その調整の反発をサポートする機能が移動平均線にはあるのです。

黄色の○で示しましたが、陽線のローソク足が調整し陰線に切り替わり、平均線にタッチしてから再度陽線に切り替わり上昇相場に戻っていますね。この繰り返しが上昇相場を形成しており明確に移動平均線を割り込む、もしくは移動平均線が横ばいになるまで続きます。

 

逆に下降トレンドも見てみましょう。

(EUR/USD 60分足 21移動平均 ローソク足は平均足を使用)

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画面全体を見てみると右下下がりに移動平均線が描かれていますよね。明らかに下降トレンドを形成しています。

先ほどの上昇トレンドとは反対に移動平均線は「レジスタンスライン」の役割を果たします。下落・陰線が続き反発した局面ではローソク足の陽線が移動平均線にあたると陰線に切り替わります。これも黄色の○で示しましたが、1回だけでなく2回、3回と繰り返し上値の抵抗線となりトレンドを継続させます。

これもローソク足が移動平均線を明確に上回るか横ばいになるまで続きますので、そのサインが出るまではショートで利益を上げることができる相場と言えるでしょう。

 

最後にレンジ相場の移動平均線を見てみます。

(USD/JPY 60分足 21移動平均 ローソク足は平均足を使用)

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一部上下している箇所もありますが、画面の右側では移動平均線は横ばい。いわゆるレンジ相場を形成しています。レンジ相場ではサポートにもレジスタンスにもならず、移動平均線を挟んでローソク足が上下に振れているだけです。

このようなときに移動平均線をもとにトレードしても「優位性のあるトレード」にはなりません。

相場のトレンドには「上昇相場」「下降相場」そして「レンジ相場」の3つしかありません。まずデイトレを行う前には、現在は上記3つのどの相場なのか判断し、上昇・下降相場である「トレンド相場」であれば移動平均線を参考に、「レンジ相場で」あれば別記事で説明するボリンジャーバンド(黄緑色)を参考にポジション取ることが「優位性のあるトレード」につながります。

 

移動平均線の特徴について理解いただけましたでしょうか。以上のように移動平均線を上手く読み取り、トレードの勝率UPに繋げていきましょう!